「もう少しでスタイリストデビュー」
ここまで頑張ってきたのに———
「このまま続けて大丈夫かな」
「本当に自分にできるのかな」
ふとした瞬間に、そんな不安がこみ上げてくる。
スタイリスト目前
夢に近づいているはずなのに
なぜ“怖さ”や“自信のなさ”が出てくるのか？
このエピソードでは、
スタイリストになる直前に感じやすいプレッシャーや不安
そして辞めたくなる気持ちとの向き合い方について
一緒に整理していきます。
「辞めたい」というより「怖くて逃げ出したい」
スタイリストデビューが近づくと、逃げ出したくなる。
メイちゃん・”うまく”できる自信がない
・任されるのが怖い
・このまま現場に立って、ちゃんとできるか不安
「どこまで頑張れば、自信が持てるようになるんだろう」
そう考えるたび、気持ちがどんどん追い込まれていく。
そんなときは
“何が不安なのか”を少しだけ具体的にみてみる。
・技術的な不安なのか
・独りで背負う責任が怖いのか
・この仕事をずっと続けていけるのか不安
“怖さ”の正体を知るための問いかけ
怖さがあるのは当然
それが「一時的な感情なのか」
それとも「環境的な問題なのか」
このふたつは、見極めておいた方がいいです。
「感情的な不安」なら
心がナイーブになっている時は、
小さな失敗にばかり意識がいくし
先輩の言葉もキツく聞こえるかもしれません。
(本当にキツい場合もありますが…）
「環境的な問題」がある
感情ではなく、環境が不安や怖さの原因になっていることもあります。
重要なのは…
「感情的な不安」は
自分自身で乗り越えなければいけい
というのが本音です。
しかし、自分で乗り越えるにしても
支えは必要です。
・技術の練習や心のサポート体制が自分に合っていないと感じる
・このままここでスタイリストデビューするのが不安
メイちゃんそう感じるならば、別のサロンを探すのも一つの選択肢です。
怖いままでいい
スタイリストデビューする本人の不安がなくなることは
ほぼありません。
しかし、スタイリストデビューさせる側は、
ある程度の基準はあります。
なので安心してください。
……。
とは言いません。
メイちゃん不安があるなら整えておいた方がいいことはありますよ。
少し気持ちを軽くする考え方
・最初から全部できるわけではない
→自分ができること・できないこと、得意不得意を知るにはまだまだ未知の世界な時期です。
・まだ“助けてもらえる期間”でもある
→はじめのうちは先輩も気にしてみてくれていますよ。
やりながらアドバイスをもらうこともできます。
・「できるようになっていくプロセス」に自分を置く
→どんなに経験しても学ぶことが尽きない世界です。
その学びがたっくさんある時期で、その分できるようになることも
たっくさんあるということです。
そして
ここからが本当に大切なこと
頼れる人・環境をもつ
• 困った時に助けてくれる先輩をもつ
• 同期や外部の人でもいい。「相談できる相手」「悩みを聞いてくれる人」をもつ
• 独りで悩まないこと
スタイリストデビューしたばかりの時は、あれこれ独りで悩んでも解決しません。
落ち込んでドツボにハマる人も多いです。
メイちゃん先輩との良い関係や職場での人間関係ってかなり重要ですよ。
まとめ
スタイリストデビュー前に
不安がゼロになることはないです。
技術を完璧にしてからデビューするのも不可能です。
それならば、少しだけ準備をしておきましょう。
アシスタントでもスタイリストでもそれぞれの立ち位置で助けてもらうことは必ずあります。
SOSを出すことが悪事ではないですよ。
助けてもらうことが恥ずかしい事でもありません。
怖くて逃げ出したくなったら、怖い原因を知って準備をしてみましょう。
環境が合わないと感じたら
プロに相談するのも自分を守る選択肢です。
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