美容師を辞めたい。でも辞めたら後悔する?

美容師を辞めたい。

でも、本当に辞めていいのかな。

辞めたら後悔するかな?

そう思って、なかなか答えを出せない人もいると思います。

私は一度、美容師を辞めました。

その時は、「もう二度と美容師には戻りたくない」

本気でそう思っていましたが、10年以上美容師から離れたあと、私はもう一度美容師に戻りました。

今だから思うことがあります。

辞めること自体が、後悔につながるわけではありません。

何が嫌で辞めたいのか分からないままだと、環境や人間関係の悩みも「美容師が嫌」という気持ちと重なって見えてしまうことがあります。

この記事では、美容師を辞めて別の仕事を経験し、もう一度戻った私の経験から、

「辞める前に考えてほしいこと」を書いていきます。

目次

美容師を辞めてから気づいたこと

美容師を辞めてから気づくことを、新人アシスタント時代の苦しさと美容師ならではの大変さに分けて解説したイラスト

私が美容師を辞めた時、美容師という仕事そのものが自分には合っていないと思っていました。

・長い拘束時間
・営業後の練習
・気を使う人間関係
・できないことばかりの毎日

技術を覚えること、人間関係を築くこと、社会人として成長すること。

その全部が同時にやってくるのが、アシスタント時代の大変さだと思います。

美容師は接客業であり技術職なので練習時間も必要。

お客様に気を配り、先輩ともうまくやっていかなければいけません。

ただ、いろいろな仕事を経験した今だから思うこともあります。

・人間関係で悩むこと
・注意されること
・思うようにできなくて落ち込むこと。

それは、美容師だけにあるものではありませんでした。

今思えば、あの頃の私は、

「新人としての苦しさ」と「美容師だから大変な部分」

を全部一緒に感じていたのかもしれません。

後悔しないために「辞めたい理由」を分ける

辞める前に考えてほしいことがあります。

まずは、「辞めたい」という気持ちを次のように分けて考えてみてください。

・美容師の仕事そのものが嫌なのか
・今のお店や人間関係が嫌なのか
・環境が変われば続けたいと思えるか

特に考えてほしいのが、もし今の環境が変わったら、美容師を続けたいと思えるかどうかです。

例えば

・相談できる先輩がいたら
・ちゃんと教えてもらえる環境だったら
・成長を感じられる場所だったら
・人間関係で悩まなかったら

それでも美容師を辞めたいと思うのか。

うまくいかない時は、

「自分ができないから」
「自分は美容師に向いていないから」

そう考えてしまうことがあります。

でも、働きやすさは自分の努力だけで決まるものではありません。

メイちゃん

・一緒に働く人
・教えてくれる環境
・お店の雰囲気

そういったものが変わるだけで、同じ美容師の仕事でも感じ方が変わることがあります。

もちろん、全部を環境や周りのせいにするという意味ではありません。

人には合う環境・合わない環境があります。

例えば

・ゆっくり丁寧に覚えていきたい人が、常に競争やスピードを求められる環境にいたら
👉美容師という仕事そのものが苦しく感じるかもしれません。

・反対にどんどん挑戦したい人にとっては、その環境が成長できる場所になることも。

どちらが良い・悪いではなく、自分と環境が合っているかも大切だと思います。

もし、「美容師の仕事は続けたいけど……」

そんな気持ちもあるなら、環境を変えることで続けられる場合もあります。

自分に合うサロンを一人で探すのが不安な時は、詳しい人に相談してみるのもひとつの方法です。

希望する働き方や大切にしたいことを整理するきっかけにもなるので、選択肢のひとつとして考えてみてもいいと思います。

美容師を辞めたらもったいない?

私が美容師を辞めた時、たくさん言われた言葉があります。

それは「もったいない」です。

美容師ではない人が言う「もったいない」は、

「せっかく免許を取ったのに」
「ここまで頑張ったのに」

そんな意味だったのかもしれません。

でも、今の私が思う「もったいない」は少し違います。

美容師免許やこれまでの経験があるのに、人間関係や働く環境によって、美容師という仕事そのものまで嫌いになってしまうこと。

それは、少しもったいないと思っています。

ただ、美容師が嫌いなのか。
それとも、今いる場所や働き方が合わないのか。

一度整理してみてもいいのかなと思います。

アシスタントで辞めるか、スタイリストまで続けるか

もうひとつ、考えてほしいことがあります。

それは、辞める時どこまで経験して辞めるかです。

「スタイリストになるまで辞めない方がいい」という話ではありませんよ。

心や体を壊してまで続ける必要はありません。

ただ、スタイリストの経験がある・なしでは、再スタートの難易度は変わります。

アシスタントのまま辞める場合

アシスタント時代に身につけた技術や経験はちゃんと残ります。

しかし「やっぱり美容師に戻りたい」と思った時、

メイちゃん

スタイリストになるまでの道をもう一度進むことになります。

ブランクが長くなるほど、

今から戻れるかな

また練習から始められるかな

という不安が出ることもあります。

そして人によっては、

あの時、カットができるところまで続けていたら

そんな心残りになることも。

スタイリスト経験がある場合

スタイリスト経験がある人は、辞めたあとでも比較的スムーズに復帰しやすくなります。

理由はシンプルです。

・一通りのカット技術がある
・現場の流れや接客に慣れている
・一人でサロンワークを担当した経験がある

この経験があるかないかで、1人でお客様を任せられる状態になるまでにかかる時間が変わります。

そして技術だけではありません。

「ここまではやった」

という自分の中での区切りにもなります。

とはいえ、スタイリストになることだけを目標に、無理をして続ける必要はありません。

メイちゃん

体調や心の状態を最優先にしてください。

美容師を辞めて別の仕事に転職したいなら

たくさん考えた結果、「やっぱり美容師から離れたい」と思うこともありますよね。

そんな時は、一度美容師を離れてみるのもひとつの選択肢です。

私の中では美容師以外の仕事を経験した時間も、無駄だったとは思っていません。

むしろ外に出たからこそ、今こうして美容師を違う目線で見ることができています。

メイちゃん

美容師を辞めたからといって、今まで身につけたものがなくなるわけではありません。

お客様と関わる中で身についた接客力や気配り、相手に合わせて対応する力。

メイちゃん

美容師として経験してきたことは、違う仕事でも活かせる場面があります。

美容に関わる仕事を続けたい人

美容専門学校に行ったのに親に申し訳ない

今までの経験を無駄にしたくない

そう思う方もいますよね。

美容師として働くことから離れても、美容に関わる仕事は他にもあります。

美容部員や美容メーカーの仕事、美容師免許が必要なアイリストなど、美容師の資格や経験を活かせる仕事を探してみるのもひとつの方法です。

全く違う仕事に挑戦したい人

「一度、美容業界から離れてみたい」と思う人もいると思います。

新しい仕事をすることで、自分に合う働き方や大切にしたいことが見えてくることもあります。

まとめ

美容師を辞めたいと思った時、

「自分は何から離れたいのか」を考えてみてください。

美容師を辞めたいと悩む人へ向けて、辞めたい理由を整理し後悔しない選択を考えるポイントを解説したイラスト

美容師という仕事そのものなのか。
今のお店や人間関係なのか。
それとも、心や体が疲れてしまっているのか。

メイちゃん

辞めることは、逃げでも失敗でもありません。

ただ、全部を手放す前に「環境が変われば続けたい気持ちはあるか」を一度整理しておくと、後悔の少ない選択につながると思います。

美容師を続けるためにお店を変える道もあれば、一度美容業界から離れて違う仕事を経験する道もあります。

どちらを選んでも、美容師として身につけた技術や経験までなくなるわけではありません。

今の自分を守りながら、自分に合う道を選んでくださいね。

もし美容師の仕事は続けたいけれど、今のお店や働き方を変えたいと思っているなら、ほかのサロンを知ることで選択肢が広がるかもしれません。

自分に合う職場を探したい人は、美容師向け転職サイトの比較記事も参考にしてみてください。

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管理人

miBiのアバター miBi 美容師

国家資格:美容師免許
現在の職業:美容師(でも、1度辞めたことがあります)

エステ・医療関係・事務職———
いろんな景色を見て、なぜかまた美容師に戻っていました。(ナゾ)

辞めることも、続けることも、どちらも正解。

経験と現実をリアルに綴っています。

誰かの"選び方"のヒントになれたら、嬉しいです。

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