
美容師を辞めたい。
でも、本当に辞めていいのか分からない。
ここで辞めたら後悔しそうで、なかなか決められない。
そんなふうに迷うことがありますよね。
私は一度、美容師を辞めました。



当時は「もう二度と美容師には戻りたくない」と本気で思っていました。
その後、エステ・医療関係・事務職などを経験し、10年以上美容師から離れたあと、もう一度美容師に戻っています。
今だから思うのは、辞めること自体が後悔につながるわけではないということです。
ただ、何が嫌で辞めたいのか分からないままだと、職場や働き方の悩みまで「美容師が嫌」という気持ちに見えてしまうことがあります。
「美容師を辞めたい」と思っていても、迷っている理由によって確認したいことは変わります。
この記事でわかること
・美容師を辞めたい理由を整理する4つの視点
・美容師そのものを辞めたいのか、今の職場を離れたいのかを考える方法
・辞めたあとに心残りが生まれやすい場合と、退職を考える判断材料
・続ける・職場を変える・働き方を変える・美容師から離れる場合に、次に確認したいこと


まず確認|続けるか辞めるかを考える前に
次のような状態が続いているなら、今すぐ続けるか辞めるかを決めようとせず、まず休める時間をつくることも考えてください。


この5つは、今の状態を振り返るための目安です。
もしこうした状態が続いているなら、「続けるか、辞めるか」はいったん横に置いてもいいと思います。
少し休む。信頼できる人に話す。必要なら、医療機関や公的な窓口を頼る。
気持ちや体が少し落ち着いてから、これからを考える道もあります。
身近な人には話しにくい、何がつらいのか自分でも分からないというときは、今の状態に合わせて頼る場所を選べます。
心や体の不調が続いているとき
眠れない、食事が取れない、仕事のことを考えると涙が出るなどの状態が続いているときは、医療機関や地域の公的な相談窓口へつながる方法があります。
「こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)」へ電話すると、地域の公的な相談窓口につながります。
受付時間は地域によって異なり、通話料がかかります。
詳細は厚生労働省「まもろうよ こころ」で確認できます。
身近な人には話しにくいとき
話せる人がいない、身近な人には理解してもらえないと感じるときは、オンラインカウンセリングという方法もあります。
Kimochiは、自宅からオンラインで相談できるサービスです。継続して話を聞いてもらいたい人は、利用方法や料金を確認してから検討できます。
まずは自分で気持ちを整理したいとき
人に話すことや、カウンセリングを申し込むことに負担を感じる人もいると思います。
Awarefyは、日々の気持ちを記録しながら、自分のペースで考えを整理したい人向けの選択肢です。
美容師を辞めたい理由を4つに分けてみる
「美容師を辞めたい」という気持ちは、次の4つの視点から見ると整理しやすくなります。
辞めたい理由は、一つとは限りません。
たとえば、人間関係に悩んでいるように見えても、長時間勤務で気持ちに余裕がなくなっていることもあります。
今の自分には何が重なっているのか、近いものから見てみましょう。


複数に当てはまる人もいれば、どれにもはっきり当てはまらない人もいます。
また、疲れが強いと、仕事も職場も働き方も、すべて嫌に感じることがあります。
この4つは答えを決めるための分類ではなく、悩みを一度分けて見るための目安です。
辞めたいのは美容師?それとも今の職場?
判断するときは、次の質問を考えてみてください。
今と違う職場や働き方なら、美容師を続けたいと思える?
たとえば、次のような環境を想像します。


それでも美容師をしたい気持ちが浮かばないなら、美容師以外の道も選択肢に入れて比べてみると、自分の気持ちを確かめやすくなります。
「その環境なら続けたい」と思うなら、つらいのは美容師そのものではなく、今の職場や働き方かもしれません。
私も辞めた当時は、美容師という仕事そのものが自分に合っていないと思っていました。
けれど、別の仕事でも、人間関係で悩むこと、注意されて落ち込むこと、思うようにできないことはありました。



振り返ると、当時の私は「新人としての苦しさ」「美容師ならではの大変さ」「職場との相性」を全部一緒に感じていたのだと思います。
美容師を辞めて後悔しやすいケース
何を後悔するかは人によって違います。ただ、次のような点を確認しないまま決めると、あとから心残りとして思い出す人もいます。


後悔を完全になくす方法はありません。
今のサロンだけを見て美容師全体を判断していないか、デビューへの不安と辞めたい気持ちが重なっていないか、退職後の準備ができているかを確認してみてください。
それでも、「自分は何から離れたいのか」を言葉にしておくと、迷ったときに自分が選んだ理由へ戻りやすくなります。
美容師から離れるか考えるときの判断材料
次の項目も、美容師から離れるか考える手がかりになります。


「せっかく免許を取ったから」「ここまで頑張ったから」という理由だけで、続けるかどうかを決めなくても大丈夫です。
美容師免許や経験は、離れたら消えるものではありません。
お客様の希望を聞く力、相手に合わせた接客、周りを見ながら動く力は、別の仕事でも活かせます。



私自身、美容師以外の仕事を経験した時間も無駄だったとは思っていません。外に出たからこそ、美容師の大変さだけでなく、自分が好きだった部分にも気づけました。
今の職場だけが合わないなら、ほかのサロンを見てから決める
「美容師は嫌いではない」「職場が変われば続けたい」と感じた人は、退職を決める前に、ほかのサロンの条件を見てみる方法があります。


今の職場と比べると、「美容師がつらい」のか「この条件がつらい」のか判断しやすくなります。
今すぐ応募する必要はありません。
求人情報を見るだけでも、ほかのサロンとの違いや、自分が大切にしたい条件が見えてきます。
自分でも求人を見たいけれど、必要なときは相談したい人には、サロンdeジョブという選択肢があります。



私が実際に利用した感想も、次の記事にまとめています。
まとめ
まだ答えが出ない人は、次の中から一つだけ選んでみてください。


美容師を辞めることも、続けることも、それだけで正解や失敗になるわけではありません。
今の自分が何から離れたいのか分かれば、次に確認するべきことも見えやすくなります。
今の状況に合わせて確認したいこと
- デビュー目前で辞めるか迷っている
スタイリスト目前で辞めたいときの判断軸 - 勤務時間や働き方を変えたい
新人美容師のバイト・時短勤務という選択肢 - 退職することを決めた
辞めると伝える前に準備しておきたいこと - 辞めたあとの生活やお金が不安
美容師を辞めたあとの生活・お金・再就職










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